矯正治療の流れ


問診や視診をしながら診察します。
矯正歯科治療を始める場合には、精密検査を行います。


- ・歯の写真
- ・顔の写真
- ・歯のレントゲン写真
- ・頭部のレントゲン写真
- ・歯列の模型
症状により、顎関節のレントゲン写真や顎運動の検査もします。


精密検査の結果をもとに、不正咬合の診断と治療計画・治療方法ならびに治療期間、矯正歯科治療についての説明があります。

矯正歯科治療は、動的治療と静的治療(保定)の二段階に分かれています。

治療計画にしたがい、いろいろな矯正歯科装置を使って歯を動かし、
段階的に治療を進めます。

上下の歯が計画通りに動いて、次第に正常な咬み合わせになると、最終段階で仕上げの治療をします。

動的治療が完了すると矯正歯科装置をはずし、静的治療(保定)に入ります。

動かした歯を支えて保護するために、保定装置を使います。その期間は通常2、3年ですが、場合によっては成長が終了するまで必要になることもあります。

動かされた歯が完全に保定されると、静的治療も終わります。その後は定期検診として、年に1、2回通院します。
